今年3月16日、北海道旭川市のK保育園で、通園しているAちゃんとBちゃんが些細なことで喧嘩をし、AちゃんがBちゃんの顔に引っ掻き傷を負わせた。通常で有れば保育園が中に入り、けがを負わせた園児の両親とけがをした園児の両親に事故(喧嘩)のいきさつを説明し、双方の両親が話し合って一件落着となると思うのですが、K保育園ではそういう経過を一切しておらず、今回の事件に限らず喧嘩などがあって怪我をしても誰に怪我を追わせたのか、誰に怪我させられたのかという問いには一切答えてはくれません。ただそういうことがあったと言うことだけを聞かされるだけで、相手に対して何もできない状況です。
そして翌日、保育園で毎朝全園児が集まる朝の会の中で、園長が
「Bちゃんの顔には一生残る怪我をしました。相手はAちゃんです。これは一方的にAちゃんが悪いと思いませんか。」
と、集まった園児たちに問いかけ、園児たちが口を揃えて「悪い!」と答えると、
「これは正式な裁判です。Aちゃんは死刑です。」
と、一方的な判決を言い渡しました。さらに
「死刑というのはギロチンやロープで首を絞めるもの、電気椅子もあります。」
と、身振り手振りを使い子供達に説明し、続けてこうも言い放っていた。
「Aちゃんのようなお友達に怪我をさせてしまう子供は、死刑台で死んでいくのです。Aちゃんの様な子供は小学校に行っても”来ないで下さい”と言われます。」
この件に関してAちゃんの両親への保育園からの説明はどの様であったかというと、事件当日Aちゃんをお迎えに行った際に保母さんから
「Aちゃんが他の子に怪我をさせてしまいました。詳しいことは本人(5歳の子供)から直接聞いて下さいと園長から言われていますので・・・」
それ以上のことはそのときには何も聞けなかったようです。後日Aちゃんをお迎えに行った際に園長がAちゃんのお母さんを職員室に呼び
園長「Aちゃんがとんでもないことをしてくれました!相手の子に大変な怪我を負わせたのです。」
副園長「そんな大した怪我じゃないでしょう。」
保育園の立場の2名が違う事を言い、Aちゃんのお母さんは何なのか混乱したようです。結局、相手の怪我の具合がほんのかすり傷程度であったのが判ったのは、かなり後になってからでした。